やっほ〜!やまひこです。
今回は町工場に学ぶ生存戦略を紹介します。
大廃業時代と言われ町工場がどんどん廃業している時代に新しい仕事を生み出し続ける町工場から
個人として生き残るためのヒントがあります。
企業の寿命はより短く、個人の寿命はより長くなっていく時代です。
会社や組織に頼らずに生き残ることを全ての人が考えた方がいいと思います。
参考にしたのはこちらの書籍です。
町工場に学ぶ生存戦略
本書な内容で特に、個人として町工場を参考にすべきは
- スピード感を活かす
- 1品ものに取り組む
- 町工場のネットワークで苦手は頼る
- 差別化より信頼
の4つです。順に見ていきましょう。
スピード感を活かす
ビジネスにおいて「速い」は圧倒的なアドバンテージになります。
特にベンチャー企業が相手の場合、キャッシュアウトまでの期限の中で試行回数を
増やして成果を出したいのですから当然ですね。
本書の浜野製作所はそんな客先の要望に寄り添い、小回りを活かして
「速い」モノづくりを行なっています。
- 小規模なうちは「気合い」
- 規模が大きくなってからは「見える化」と仕組み
によって速いものづくりを実現しています。
個人でのビジネスでも「短納期へのニーズ」を掴むというやり方は参考にすべきですね。
一品ものに取り組む
利益が出るのは当然大量生産です。
しかし、大量生産は単価の安い海外が競合となり仕事を受けるのが難しい。
そこで浜野製作所は一品ものを受けています。
大量生産と違いいつ仕事が来るかわからないというデメリットがありますが
一品ものから次に繋がることがあるそうです。
試作で仕事を受けた後、そのつながりを活かして量産も受注するといった具合です。
個人のビジネスに置き換えると、競合が少ないニッチな場所で集客しそこから広げるといったイメージでしょうか。
町工場のネットワークで苦手は頼る
浜野製作所は元々金属加工屋です。
自分達でできない工程は町工場のネットワークで得意な工場に頼むそうです。
「餅は餅屋」ということですね。
個人のビジネスでも苦手な分野は得意な人に任せ、自分は得意に専念すべきですね。
差別化より信頼
ビジネスで成功するためには同業との差別化が重要ですね。
しかしそうでなくても生き残ることは可能です。
日本にある380万社の中小企業が全て固有技術によって成り立っているわけではないのです。
浜野製作所も世界一の加工技術で勝負するのではなく、お客さんに寄り添い
信頼を得ることで勝負をしています。
個人でも世界一や同業との差別化を目指すのではなく、顧客やユーザを満足させることで勝負したいですね。
まとめ
書籍「大廃業時代の町工場生き残り戦略」から個人に活かせる戦略を4つご紹介しました。
参考になれば嬉しいです。
ではまた!
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