やっほ〜!やまひこです。
今回はつみたて投資の終わり方を紹介します。
え?終わり方? まだ始めてもないよ!
という方も必ず考えるべきことです。
終わり方をわかっていることで安心して始められ、心穏やかに続けられるからです。
紹介するのは「つみたて投資の終わり方」(カン・チェンド)です。
つみたて投資が資産形成には合理的
2024年には新NISAが始まり、個人投資家に対する税金面での優遇が拡大します。
長期的に成長する指数に連動するインデックスファンドに定額でコツコツ積立投資することが
現状最も再現性が高くおすすめの資産形成です。
<詳しくはこちら ジェイソン流お金の増やし方>
ですが、始めるにあたり「解約時に暴落したらどうしよう・・・」
と不安になる方もいるかと思います。
そこでつみたて投資の「終わり方」を考えていきます。
つみたて投資の終わり方
一気に解約しない
つみたて投資って現役の時にコツコツ積み立てて、リタイア時に一気に解約するんじゃないの?
と思った方もいらっしゃるかと思います。
確かにその方法でも現役時代のつみたては十分リターンがあるはずです。
しかし、人生100年時代といわれるいま、リタイア後に人生が長く続く可能性が高いです。
その間に資産が枯渇してしまわないように運用しながら切り崩していくことが求められるのです。
つみたてから取り崩しにシフトチェンジ
つみたて投資を続けることは素晴らしいことです。
しかし70代になっても80代になってもつみたてを続けてしまうと死ぬ時にいちばん資産を持っていることになり、これは宝の持ち腐れです。
リタイアのタイミングで必ずつみたて→取り崩しにシフトチェンジする必要があります。
- リタイア時につみたてをやめられるか
- リタイア後は資産を取り崩すことができるか
この二つは真面目につみたて投資をやってきた方にとっては意外にも
心理的に負荷がかかることかもしれません。
ファンドを1本化
リタイア後に資産を取り崩しながら生活するということは
年々判断力が衰えていく中で資産を管理するということです。
その時に複数のファンドを持っていると
うまくリバランスしながら切り崩すことが果たしてできるでしょうか。
なるべくシンプルな資産の持ち方をすべきです。
リタイアする5年前から取り崩しを見据えて資産を整理しましょう。
リスク資産の割合を下げる
リタイア後の資産取り崩し生活で大切なことはリスクをとりすぎないことです。
インデックスファンドのようなリスク資産だけで全ての資産を持っていたとすると
リーマンショック級の暴落がある年には価値が一気に半分になることもあり得ます。
現役の頃なら取り崩すまでにまだまだ時間があるため、気持ちを立て直すことができるはずです。
しかし、切り崩し生活中に資産が半減することは生活費の枯渇に直結します。
例えば現金50% 全世界型インデックスファンド50%のように
リスクを下げる必要があります。
毎年定率で取り崩す
おすすめの取り崩し方は1年に1回定率で取り崩すことです。
つまり、たとえば総資産学の3%を毎年年初に取り崩すといった方法です。
毎年定額の取り崩しの方がシンプルなんじゃないの?と思いますが、
定額はお勧めできません。
定額で取り崩すことは暴落時には多くの口数を取り崩し暴騰時には少ない口数を取り崩すことになるからです。
定率の取り崩しなら暴落時には少ない口数・暴騰時には多くの口数を取り崩すことができ、合理的です。
- つみたては定額
- 取り崩しは定率
がお勧めです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
つみたて投資の終わり方を具体的にイメージすることで
安心して始められ、続けられるのではないでしょうか。
詳しく知りたい方は本書を手にとってみてください。
ではまた!
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