やっほ〜!やまひこです。
今回は落合陽一先生の「0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書」の紹介です。タイトルが長い・・・
でもわかりやすく書かれているし、100才まで学び続ける大人でありたいし親としての「佇まい」を意識したいな、と そんな感想を持ちました。
こんな人におすすめです
- 幼児から中学生くらいまでのお子さんがいる方
- 全ての学ぶ人
内容紹介
新しい学び方
いづれは人生100年時代という100才まで生きることが当たり前になる時代が到来すると言われています。さらに、テクノロジーの進化が著しい社会になれば、社会の流行や人々の価値観も目まぐるしく変わるでしょう。そんな中、今の価値観のもと偏差値の高い大学に言って一流企業に就職すれば一生安泰・・・といった人生設計は無意味だと筆者は主張しています。確かに、大学を卒業してからの方が人生は何倍も長いですね。
学生時代を終えた後も社会にいながら学び続け、新しい知識を取り込んで新しい価値を提供し続けることが鍵となる、という事ですね。本書では今後社会で求められるであろう能力の変化について述べられています。例えば以下のような提言です
- 画一的に水準を満たす人間にならなくていい
- プログラミング学習必須だけど目的じゃない。早期にやるより数学ができる人
- 英語の早期教育より母語の論旨的言語能力
- 全教科で100点を取る人より1教科だけ100万点取れるひとが人類の役にたつ(けど入試は勝てない)
- 多様な世界を見せる
STEAM教育
世界的な教育の潮流としてSTEAM教育に力を入れようとしています。STEAM教育とは
- Science:科学
- Technology:技術
- Engineering:工学
- Art:美術
- Mathematics:数学
の頭文字で理工系の教育とアートに力を入れようという事です。なぜアートが必要かというとアートを除いたSTEM教育だけでは飛び抜けた発想による飛躍が生まれないからです。予測不可能なイノベーションを起こすための要素がアートなのです。本書では日本のSTEAM教育で不足している点と家庭でどう学ぶべきか述べられています。
お家でできるSTEAM教育の紹介はこちら
所感
特に心に刺さったのは
- 親の世代も教える立場の自分自身の価値観をアップデートすべき
- 激動の時代に全ての価値観が変わっていく。何が正しいかの定義も毎回違う。自分で考えられる人に価値がある
- リスクを恐れて動こうとしないことの方がリスクが大きい
でした。自分自身がしっかり学び続け、リスクを恐れずチャレンジをしたい。そして、子どもの教育では何が正しいか子どもと一緒に考え続ける。そんな大人になりたいと思わせてくれました。
以上、落合陽一先生の「0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書」の紹介でした。少しでも参考になれば嬉しいです。
ではまた!
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