暗号資産(仮想通貨)をおすすめしない3つの理由

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やっほ〜!やまひこです。

今回は暗号資産について紹介します。

仮想通貨、クリプト等とも言いますが、興味を持ったことがある方も多いのではないでしょうか。

やったほうがいいのか、やめた方がいいのか。この記事を読んでいる方は悩んでいることと思います。

この記事の結論

投資初心者はやるべきではない。

ただし、暗号資産の仕組みや取引方法の勉強のため少額の保有はおすすめ。

少額保有し、今後の情勢を見守るくらいの温度感がちょうどいい。

暗号資産とは

暗号資産とはブロックチェーンという技術によってインターネット上でやり取りする電子的に記録・移転できる財産です。ビットコインやイーサリアムが代表的です。

円やドルなどといった法定通貨とは別の財産で

  • 海外送金が安くて早い
  • 各国の金融政策の影響を受けない

として注目をされています。

おすすめしない3つの理由

現状では、投資初心者に安心して暗号資産をおすすめできる状況ではありません。

理由は下記の通りです

  • 総合課税になる
  • 市場が未熟
  • 資産保護の実績が乏しい

順に説明します。

雑所得・総合課税になる

暗号資産の取引によって得た利益は雑所得の扱いとなり、

さらに総合課税となります。

雑所得であることで給与所得等と損益通算をすることができません。

さらに総合課税とは全ての所得を合計して、合計金額に課税されることで

累進課税が適用されます。

つまり、給与所得と合算して計算される上に、

最大で55%の所得税が発生してしまいます。

一方で株式や投資信託はどうかというと、分離課税を選択することができます。

給与所得等の所得の寡多は関係がなく、一律で20.315%の税金となります。

つまり

  • 雑所得なので給与等と損益通算ができない
  • 総合課税なので税率が高くなりがち

というデメリットがあります。

市場が未熟

暗号資産は新しい財産です。

そのため、暗号資産は実体の価値に促した価格になるとは限りません。

  • 投機的に市場が加熱する
  • 特定の人物の発言によって価格を操作できてしまう

これらのリスクがあります。

このことは意識すべきでしょう。

株式や預貯金のように長い歴史のある財産ほどは

信頼できないと考えるべきです。

資産保護の実績が乏しい

暗号資産には取引所がハッキングされたり、破産するリスクがあります。

分割管理やコールドウォレット化が最近義務化されていますが

仕組みが正しく機能して資産を保護できているという実績が乏しいのが現状です。

こんな中、投資初心者が大切な資産を暗号資産として持つことは

リスクが高いと言えます。

暗号資産とのおすすめの距離感

投資初心者におすすめしたい暗号資産との距離感は

「少額保有している状態でいること」です。

  • 実際に少額取引を経験することで暗号資産を理解する
  • 少額保有の状態で世情を見守り、税務上・安全上で有利になったらすぐに投資できる

というメリットがあります。

口座開設自体は無料で行うことができますので、

少額で初めてみてはいかがでしょうか。

ではまた!

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東大卒エンジニアやまひこ やっほ~山小屋

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