やっほ〜!やまひこです。
今回は東大理科I類に現役合格した私が子どもの理系脳の育て方を解説します。論理的な思考や理系科目が苦手な人は世の中に大勢いますよね。それってとっても勿体無いことなんです。幼少期の育て方で理系脳はしっかり育てることができ、論理的思考ができて理系科目にも苦手意識のない大人になることができます。
理系脳とは
理系脳とは論理的思考を得意とし、物事を客観的・数値的に捉えることができるて問題解決能力のある人のことを言います。まさに、数学や物理といった理系科目で求められる能力であり国語や英語といった言語にも活かされる能力でもあり、社会の様々な場面で必要とされる能力なのです。
理系脳を育てるメリット
理系脳を育てるのにどんなメリットがあるのでしょうか。
文理選択で理系が選択肢に入る
その一つに高校生での文系・理系の選択で理系を選ぶことができることが挙げられます。理系を選択することは実はハードルが高く、「理系科目がダメだから」と消極的文系選択をする人がとても多いのです。理系脳を育ててなければ、理系科目に苦手意識を持ってしまい文理選択において選ぶ権利すらなく文系を選ぶということになってしまいます。勿論、理系脳を育てた上で、やりたいことがあるから文系を選択するというのは素晴らしいことです。大切なのは選択肢を持っていることで積極的理由から決めることです。
理系は大学入試・就職で有利
理系・文系の選択において理系は大学入試や就職で有利と言われています。分離選択の人数の割合を見ると文系:理系=7:3の割合です。文系は理系より2倍以上も人数が多いのです。一方で最高学府たる東京大学の入学定員を見てみると、文系約1200人に対して理系はなんと約1700人。理系の方が1.5倍ほど多いのです。これだけ見てもどちらが大学入試で有利か一目瞭然ですね。就職においても理系の学生は高度に専門的な知識を持つため多くの業界から求められています。
高収入な職業が多い
理系を選択すると高収入な職業選択肢が多くなります。医者・薬剤師といった医療系やメーカでの研究・開発・設計・生産を担う技術職、SEやプログラマといった職業は代表的な理系の職種であり高収入であることが知られています。
AI時代に適応できる
AI時代と言われるこれからの時代では、単純作業や簡単な仕事はAIが担うことになり全ての職業が再定義されると言われています。そんな時代に求められるのはAIに使われる人間ではなく、AIを使いこなすことができる人材です。まさに理系脳を育てる必要があります。
理系脳の育て方
それではどうすれば理系脳を育てることができるのでしょうか。子供に対する接し方で理系脳を育てることができます。
子どもの好奇心を大切にする
理系脳を育てるためには子ども好奇心は重要です。「なぜだろう?」と疑問に持つことが深く考えたり研究する入り口になるからです。いろんなことに興味を持ちながら調べたり考えたりする過程で論理的思考力をはじめとした理系脳は鍛えられていきます。そのため好奇心は大切にされるべきです。子どもはもともと好奇心が強くいろんなことに興味を持ちます。「これは何?」「これはなんで?」となんでも疑問に持ち素直に疑問をぶつける時期が必ずあります。その時に絶対にやってはいけないことはテキトーにあしらうことです。せっかく興味を持ったのにテキトーにあしらわれると他のことにも好奇心が向かなくなってしまいます。「これは何?」「これはなんで?」と子どもから疑問をぶつけられたら真剣に向き合いましょう。大人がわからないこともたくさん質問されることと思いますが、その時は一緒に考えることが大切です。
五感を使ったたくさんの体験をする
子どもにはできるだけたくさんの経験をさせてあげましょう。1日中部屋にこもって何も体験しないより、多くの体験をして刺激を与えた方がいろんなことに興味を持つようになります。例えば雨あがりの晴れ間に外に出て鮮やかな虹を発見して大人と一緒に感動する、という体験を小さい時にするのとしないのとでは「光の屈折」に対する興味の持ち方がまるで違います。五感に刺激を与えた方がより記憶にも残りやすく、子どもの興味や好奇心に繋がりやすいです。お出かけや遊びでも工夫次第でより刺激的な体験になるはずです。もし習い事をするならなるべく五感への刺激があるものがいいでしょう。プログラミングスクールへ通わせるならPCだけで完結するカリキュラムより動きや光・音につながる物を扱うカリキュラムがいいでしょう。
自ら手を動かす経験をする
自ら手を動かすことも理系脳を育てる上で非常に大切です。ただ紙と鉛筆を使って学習するより自分で実験をした方が圧倒的に興味もわくし記憶にも残ります。時間がかかるようで実は非常に学習効率が良いのです。子どもにはただ教えるだけではなく、できるだけ自分の手を動かす経験そさせてあげましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。子どもの理系脳を育てることには、受験や就活だけに留まらず将来を考えるととても有意義です。理系脳を育てるには「好奇心」「五感を使った体験」「自分の手を動かす体験」を大切にしてください。
家庭で実験教材を使うのもおすすめです。
ではまた!
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