出世したくないという生き方のデメリット 東大卒エンジニアの考察

やっほ~!やまひこです!今回は出世したくない生き方のデメリットについて解説します。

意外と多いですよね、出世したくないという人。確かに気持ちは理解できますし、苦労する上司や先輩の姿を見てああなりたくないなと思うのも無理はありません。

しかしこの考えに囚われるとデメリットもあります。

出世したくない生き方とは

昇進や昇格といった出世を目指して日々頑張る会社員の人も大勢居ますが、なんか割に合わないなと冷めた目で見ている人も一定数存在します。

出世したくない生き方とは

  • 責任や仕事量が増えるのが嫌
  • 給料が増えても大変さと割に合わない
  • プライベートを充実させるために仕事の時間は抑えたい

といった考え方を持った生き方です。近年はワークライフバランスが重視され、育児や介護との両立が叫ばれる中この考え方は広まっています。

確かに仕事の大変さと給料の寡多によりコストパフォーマンスを意識したり、プライベート充実のために出世したくないという考えは合理的に見えます。ただし、長期的な目線で考えるとどうでしょう。デメリットもあるのではないでしょうか。

出世したくないのデメリット

デメリットは以下の4つが考えられます。

  • やり甲斐が得られにくい
  • 自分の成長に繋がらない
  • 将来の居場所リスク
  • 社会から必要とされなくなるリスク

やり甲斐が得られない

皆さんが仕事から得ているものはお金だけではありません。本来はやり甲斐や充実感、達成感を得ることができるはずです。

プライベートを充実させる事は当然大事なことですが、出世したくないと意識するあまり仕事に対して後向きなスタンスをとってしまってはもったいないですよね。

前向きに取り組んでいれば得られたはずのやり甲斐、充実感、達成感を失う事になります。お金だけでコストパフォーマンスを考えると人生の豊かさという観点を疎かにしがちです。

多くの場合は給料が高い程裁量や権限が与えられますから、仕事に主体的に取り組みやり甲斐は感じやすいはずです。

自分の成長に繋がらない

同様に後ろ向きなスタンスで受動的に働くと自分の成長に繋がりにくいです。自分で主体的に考えて計画を立て、工夫したりトラブル発生時に率先して問題解決に取り組むことで成長に繋がるのです。

成長を実感した時に充実感が得られるだけではなく、将来のキャリアアップにつながります。今の会社に残り続けるにせよ、転職や企業を考えるにせよ今の環境で全力で取り組み成長することは必ずプラスになります。つまり、前向きに仕事に取り組むことで将来の可能性が広がるのです。

反対に、出世したくないという考えが態度や言葉に出てしまうと、周囲からはやる気がないと見られてしまいます。実際にやる気があるかないかは別として、やる気がないと思われてしまうのはとても損です。例えば新しい仕事のチャンスがあったときに任されなくなりますし、機会を失うことでより成長しにくくなってしまいますね。

将来の居場所リスク

また、将来の自分の居場所という観点も大切です。出世せずに生きていくことは後輩や部下に追い抜かれることを意味します。自分よりも年下の後輩が自分の上司になるわけです。

上司としても正直扱いづらいし、自分としても居心地が悪い・・・そうなってくると、「やっぱりあのとき出世しておけばよかった」と後悔してしまうかもしれません。

出世したくないと表明してしまう前に、この観点でも一度考えてみましょう

社会から必要とされなくなるリスク

最後に社会から必要とされなくなるリスクです。ちょっと大げさに聴こえるでしょうか。

厳しいことを言ってしまうと基本的に今の環境で全力で取り組めない人は、何をやってもうまくいく可能性は低いと思います。だから出世したくないという考えに捉われ、仕事で手を抜いてしまったという事実は次の環境でチャレンジするときにマイナスになります。

別に新しい環境でチャレンジする予定はないんだよ、という方こそ要注意です。法人よりも個人の方が長寿命と言われる現代。あなたがお勤めの会社は絶対に安泰と言えますか?おそらく絶対安泰と言い切れる組織はほとんどないでしょう。会社の経営が傾いたとき、真っ先に人員整理の対象になるのは意欲のないベテランではないでしょうか。そしてそのとき、出世をしたくないという生き方をしていた人に再就職先を見つけることができるでしょうか。

さらに、今の社会は終身雇用を維持していくのには限界があります。出世したくない、今のまま現状維持でいいと思っている方は無意識のうちに会社が終身雇用を維持してくれると勝手に考えてしまってないでしょうか。

出世をしたくないという生き方は意外とリスクが大きいように思えます。

どう生きるか

ここまでデメリットがあるなら、出世したくないという生き方も考えものですね。少なくとも「出世したくない」を態度や言葉ではっきり表明することはおすすめできません。「出世したくないな」と思っても最低でも将来に方向転換の余地を残すべきです。最低限やるべきことはしっかりこなし、周囲に迷惑はかけないようにする。当たり前のことはやっておきましょう。

結局どうすればいいかというと、よく考えて自分が生きたいように生きるしかありません。先のことを考えずに行動してしまうと将来思わぬ後悔をすることになるかもしれませんよね。

今やるべきことを前向きに取り組むことが、豊かで楽しい人生に繋がる。私はそう考えます。豊かで楽しい人生を歩みましょう!

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