やっほー! やまひこです。
東大卒エンジニアとしてメーカ勤務しながら、勉強・仕事・生活での悩みに情報発信しています!
前回の記事に引き続き親が言ってはいけない言葉3選のついて解説します。
親が言ってはいけない言葉3選
- 勉強しなさい
- 私はできたのになんで?
- あんなに~してあげたのにできないの?
「勉強しなさい」について読まれてない方はこちら
「私ができたのになんで?」について読まれてない方はこちら
×あんなに~してあげたのにできないの?
これも教育熱心な親御さんほどつい言ってしまう言葉です。
具体的には
- (親が)絵本の読み聞かせをたくさんしてあげてたのに(子の)国語の成績がよくない
- (親が)一生懸命に教えたのに(子が)その科目の成績が上がらない
- (親が)何度言い聴かせても(子が)行動に移さない
等といった状況です。
言ってはいけない理由と対策についてみていきましょう。
言ってはいけない理由
「あんなに~してあげたのにできないの?」と言ってはいけない理由は
そもそもいくら親でも子の行動を直接的に決めることはできないからです。
親御さんは何かを期待してお子さんに働きかけているはずです。
言葉を覚えるために絵本の読み聞かせ・成績を伸ばしたくて教える・・・
ですが、結果として言葉を覚えたり成績を伸ばすことができるのはお子さんだけなのです。
親は間接的に手助けすることはできても、直接子の学習や成績をコントロールすることはできません。
そのことを意識していないとついつい子を想うあまり言ってはいけない言葉を口にしてしまう危険があります。
子の状況が親の期待していた通りにならなかったとしても、感情的にならず冷静にお子さんに接することが大切です。
親にできること
親は直接この学習や成績をコントロールすることはできません。
親にできることは
- お子さんが勉強に興味関心を持つように促す
- 努力が継続するように応援する
ことです。
勉強に興味関心を持つように促す
お子さんに勉強に対する興味関心を持つように促すには
- 将来の夢や目標から必要性に落とし込む
- 勉強の内容自体のおもしろさを伝える
といった方法があります。
お子さんに対して「成績がいい」という状態や「勉強をする」という行動をいきなり求めてもうまくいきません。
少し遠回りに感じるかもしれませんが、「勉強をする」という行動の前段階にある「興味関心」に働きかけるようにしていきましょう。
夢や目標に対して勉強することが必要だと理解していて、勉強の内容もおもしろいと思っていれば、お子さんは自然と勉強をするし成績も上がっていくはずです。
努力が継続するように応援する
お子さんが自然と勉強するようになったら、努力が継続するように応援しましょう。
ここでもで勉強するのはあくまでお子さんなのでできることは応援だけです。
「テストの結果はどうだった?」「成績や偏差値は?」等、結果だけ気にしても仕方ありません。
勉強に取り組む姿勢や過程を応援しましょう。
「応援されているんだな」と感じるとお子さんは自然と結果も共有するはずです。
余談ですが私は昔、自分が勉強しているときに両親からおやつの差し入れをもらった時に
「応援されているな」と感じていました。
まとめ
「あんなに~してあげたのにできないの?」という言葉は自分の行動とお子さんの結果だけを
見ているから出てくる言葉です。
親にできるのはお子さんの行動や結果を直接コントロールすることではなく、
もっと手前の「興味関心」に働きかけることです。
少しでも意識いただけると幸いです。
以上、やまひこでした!!
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