やっほー! やまひこです。
東大卒エンジニアとしてメーカ勤務しながら、勉強・仕事・生活での悩みに情報発信しています!
前回の記事に引き続き親が言ってはいけない言葉3選のついて解説します。
親が言ってはいけない言葉3選
- 勉強しなさい
- 私はできたのになんで?
- あんなに~してあげたのにできないの?
「勉強しなさい」について読まれてない方はこちら
×私はできたのになんで?
教育に熱心な方ほどつい言ってしまいがちな言葉です。
言ってはいけない理由を見ていきましょう。
「私はできたのになんで?」がダメな理由
自分が得意だった科目だから我が子もきっとできるはず!!
そんな気持ちからついつい出てしまう言葉ですが、
お子さんにとっては強烈に自分が否定されているように感じてしまうのです。
親の得意と子の得意は違う
親の得意不得意と子の得意不得意は全く別のものです。
もちろん、幼少期からの教育によって親が得意だったものを
子も得意になることはよくあります。
しかし、お子さんにはお子さんの興味や好き嫌いがあって当然です。
お子さんの得意不得意を一旦は認めてあげることが大切だと思います。
代わりにかけるべき言葉
「私はできたのになんで?」と言う代わりに、お子さんが得意なことを見つけて
「すごいね!」と言ってあげましょう。
そうすれば、お子さんの得意なことをさらに伸びていくはずです。
実例を紹介します。
実例:国語が大得意な母と超苦手な息子
やまひこの母は本が好きで学生時代は国語が大得意でした。
母が本好きなこともあり、私は幼少の頃からよく絵本の読み聞かせをしてもらっていたのをよく覚えています。
言葉をちゃんと覚えるようにという想いで読み聞かせしてくれていたのだと思います。
しかし、母の思いに反し私は中学校くらいから国語が超苦手になってしまったのです。(特に小説文で登場人物の気持ちを答える問題が苦手でした。)
一方で母が学生時代にまるでダメだった数学については不思議なことに
興味や好奇心が尽きず、どんどん得意になっていきました。
実例:正反対な息子に母がかけた言葉は
そんな私に母は、「国語は簡単なんだけどな」とこぼしながらも
国語ができなかった私を攻めることは一切ありませんでした。
それどころか「私が全く分からなかった難しい数学をできるなんてすごいね!」と
よく褒めてくれました。
私はそのことが嬉しくて数学がどんどん好きになり得意になっていきました。
今思えば、それが私が東京大学理科Ⅰ類に現役合格する原動力でした。
苦手は無理に潰さない
いかがでしょうか。それでは結局苦手は苦手のままでは?と思われるかもしれません。
それに対しては無理に苦手を克服するより得意を伸ばすほうが良い、と思います。
全ての科目で平均点がとれる人より得意が突き抜けている人の方が社会で役に立てます。
得意を伸ばすことに時間を使った方が、本人も楽しく勉強できるはずです。
お子さんの苦手科目を心配されている親御さんも
是非、お子さんの得意不得意・好き嫌いを認めてあげることから始めてみてください。
以上、少しでも参考になると嬉しいです!!
続いて3つめはこちら
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