東大卒エンジニアが教える目標達成のための勉強習慣

やっほ〜!やまひこです。今回は目標達成のための勉強習慣について解説します。勉強って同じ時間費やしても伸び方は人それぞれですよね。グングン伸びていく人もいれば全く伸びない人もいます。この違いはなんでしょうか?

その答えの一つが勉強への取り組み方にあります。時間に限りのある受験生が目標を達成するためには正しい取り組み方で最大限に効果を上げたいものですよね。そこ東大現役合格した私が実践していた勉強習慣を紹介します。

やまひこ
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勉強時間が同じであれば、この習慣を実践した方がまず伸びるでしょう。

目標達成のため実践すべき勉強習慣

目標達成のために実践すべき勉強習慣は以下の5つです。

  • 目標を宣言する
  • 授業で徹底的に質問する
  • 理解したことを説明する
  • 意味のないことをしない
  • しっかり休む

目標を宣言する

まずは目標を宣言しましょう。当然ですが、宣言するためには目標が決まっていなければなりません。だから最初に目標を決めるんです。受験生であれば、「〇〇大学に行く」と自分の中で決意してください。

高い目標を設定する

それも高い目標でなければ意味がありません。成り行きで達成できてしまうような目標を掲げてもしょうがないですし、何より目標の下方修正なんていつでもできるのです。成績が上がったら目標(志望校)をこっちに上げようなんて考えてたら、目標を上げる日は訪れないです。だから最初に高い目標を設定すべきだし、設定したら絶対に行くと決意してください。

そのうえで、周囲に対して公言します。両親・学校の先生・友達・塾の先生等に対して宣言しましょう。例えば「東大に行く」なんて大きな目標を宣言をするのは恥ずかしいでしょうか。今の自分の実力に見合ってないからとても言えないことでしょうか。そんなこと言っている場合ではありません。

恥ずかしいなんて言ってる場合ではない

パブリックコミットメントと言って「宣言」することで責任感が生まれてモチベーションを維持しやすいのです。行った手前頑張らなきゃという気持ちになって頑張れるものです。挫折しにくくなります。さらに周囲から理解や協力を得られやすくもなります。

これらのメリットがあるなら、少々恥ずかしいという理由でためらうべきではありませんよね。目標達成の可能性が上がるので恥ずかしいとかそんなこと言っている場合ではないのです。

私も高校二年生の冬に東大に行くと決めました。当時は自分以外には誰も本当に合格するとは思っていないようでしたが、言葉にすると意外と実現するものです。最初は父が笑いながら「本当?」と聴き返してきたのがいい思い出です。

授業で徹底的に質問する

受験勉強というと家庭学習のイメージが強いのではないでしょうか。確かに自分個人で勉強することは非常に大切ですが、現役生は1日の多くの時間を学校で過ごします。浪人生でも塾や予備校で多くの時間を過ごす人が大半でしょう。授業の時間を有効活用できてますか。

1日の多くの時間を過ごす授業を有効活用できるかどうかで大きな差が生まれます。下手をしたら家庭学習の寡多よりも影響が大きいのです。授業を有効活用する最高の手段が質問をすることなのです。

内職はおすすめできない

授業の時間を有効活用しようとして内職をする人もいますよね。内職というのは先生の授業を無視する形で自分の勉強を強引に行うことを指す俗語です。実はこれはお勧めできません。人間の脳はマルチタスクに向いておらず、一つのことに集中した場合と比べてパフォーマンスが一気に落ちてしまいます。

授業という外乱がある中、内職という形で勉強しようものならマルチタスク状態となり全く集中できずに身にならないのです。だから結局授業中は授業に集中するのが最も効率の良い勉強方法になります。内職は最後の手段にしましょう。

質問すべき理由

授業に集中して理解するだけでなく、納得が行くまで質問しましょう。質問をすると理解が深まるだけではなく、エピソード記憶として記憶に残りやすいです。

疑問に思ったことを後でいいか、と放置してしまうと後でその疑問の背景を思い出すのに時間がかかりますし、後になって疑問が解決できるとも限りません。だから疑問はその場で解決するのが最も効率の良い勉強です。

授業中に質問することができないのであれば、授業直後に先生を捕まえて質問するのもオススメです。

私は特に数学と物理の授業で先生が可哀想なくらい質問攻めしていました。ときには授業後にあまりに質問をするので気づいたら次の授業が始まっていたこともありました。それくらい質問をするとかなり理解もできるし理解したことをなかなか忘れません。

数学や物理のような科目は丸暗記ではなくどれだけちゃんと理解しているかが問われる科目ですから特に質問は有効ですね。

特に疑問に思うことがなければ

質問しようにも授業に特に疑問がないという方は授業が簡単過ぎる(学習済の内容)か興味がないかのどちらかでしょう。

勉強する上で興味を持つ事はとても重要です。まずは内容に興味が持てるように工夫する必要がありますね。

理解したことを説明する

自分が理解したことを誰かに説明する事が最高の勉強方法です。説明するためには分かったつもりではダメで、ちゃんと理解し整理できてなくては上手く説明できないのです。

だから誰かに説明するつもりで頭の中を整理することが最適な復習になるのです。説明する相手は実は誰でもよくて友人でも先生でもペットの犬でも構いません。大事なことは説明できるくらい理解して頭の中を整理することなのです。

また説明する事でエピソードとして脳が記憶しやすくなり、記憶の定着に大いに役立ちます。勉強というのは能動的な手段であるほど効果が高いものです。話を聴くだけよりも自分で考えて問題を解く。ただ理解するだけではなく自分が説明する。

これを意識すると同じ時間を費やしたとしても勉強の効果は段違いです。

意味のないことはしない

高い目標を達成するために勉強している皆さんには時間がないはずです。無駄なことをしている暇はありませんよね。やらなくていいことは徹底的にやめましょう。

やらなくてもいいことは例えば、

  • 板書を機械的にノートに書き写す
  • 提出するためだけの課題
  • 試験の出題範囲外の勉強

があります。

板書を機械的にノートに書き写す

板書をただ書き写すだけでは意味がありません。指の筋トレですね。自分が考えたことや理解したことをまとめるために書くなら有意義な勉強ですが、写すだけは無駄です。

後で見返すためだけの用途なら初めから全て書いてある教科書や参考書を使った方が効率的です。

提出するためだけの課題

学校の課題というのも多すぎると考えものです。習熟度や必要な勉強は一人ひとり違うのに、一律で皆んなに同じ課題を出すやり方には限界があります。

全員がやる課題は最低限にして、あとは個人が取り組む物を選ぶようにするのが本来望ましい姿ですね。もし、多すぎる課題を課せられているなら取捨選択しましょう。合否を決めるのは課題提出率ではないのですから。

試験範囲外の勉強

皆さんが突破すべき試験の出題範囲は完全に把握できてますか。もしできてないなら今すぐ過去問を揃えて分析してください。それをせずに闇雲に勉強すれば必要じゃない勉強に時間を使うことになります。

試験の問題には必ず出題意図があります。どんな力が問われているのか大学によって違いがあります。出題範囲と配点も傾向があります。

それを読み解けば試験では何が重視されているかがわかるので、何を重点的に勉強すべきかが分かるというわけです。だから真っ先に過去問を分析するのです。

ある程度力が付いてから実力試しに過去問をやろう、そのために今見ずに過去問を残しておこう、と考える人もいるのですがとても遠回りをすることになりますよね。

しっかり休む

意外に思われるかもしれませんが休むことは効率的な勉強に必要不可欠です。最低でも7時間は寝ましょう。

睡眠不足の状態では脳のパフォーマンスが下がります。新しい概念を理解するにも、覚えるにも効率がとても悪いです。十分に睡眠をとり、脳がスッキリした状態で勉強しましょう。

受験勉強といえば睡眠時間を削って夜遅くまで頑張っているイメージがありますよね。寝ずに頑張るのを美徳だと思っている人が多いのでしょうか。完全に無駄な努力です。

私は受験生のとき、欠かさず7~8時間寝ていましたが周囲に同じくらい睡眠をとっている人は少なかったです。寝た方が脳がよく働くのは周知の事実なのに意外とちゃんと睡眠をとっている受験生は少ないのかもしれませんね。

よく寝るだけで周囲と差がつけられるならやらない手はないと思いませんか。必ず睡眠時間は十分取りましょう。

まとめ

いかがでしょうか。どうせ努力するのなら目標が達成できた方がいいに決まっているし、結果が出た方が楽しいし自信もつきます。

どうせやるのだから、目標が達成できるやり方をやりましょう。そのための勉強習慣です。皆さんの目標が達成されることを祈っています。ではまた!

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